1947-10-07 第1回国会 参議院 決算委員会第一分科会 第2号
次に雜收入におきましては、その決算額は六億八千三十萬餘圓でありまして、これは日本銀行納付金の基礎となる餘剩金が多かつたために、日本銀行納付金におきまして二億二千七百七十三萬餘圓を増加しておりまするが、懲罰及び沒收金その他で減少したものもありまするので、結局豫算額に比べまして、一億八千十萬餘圓の増加となつておるのであります。
次に雜收入におきましては、その決算額は六億八千三十萬餘圓でありまして、これは日本銀行納付金の基礎となる餘剩金が多かつたために、日本銀行納付金におきまして二億二千七百七十三萬餘圓を増加しておりまするが、懲罰及び沒收金その他で減少したものもありまするので、結局豫算額に比べまして、一億八千十萬餘圓の増加となつておるのであります。
それから大藏省關係の方に質問するのでありますけれども、今度のこの豫算が組まれるにあたりまして、學校關係の特別會計が廢止せられたその餘剩金と、政府の餘剩金と、兩方からなつているようであります。私はこの金額はこのインフレーシヨンの中にあつてはそう大きいとは思つておりません。しかしながら文部省の學校關係の剩餘金をもつてきたというところに、いささかの疑問をもつております。
本補正のための財源といたしましては、學校特別會計の廢止によつて受入れる學校特別會計の殘金の受入、これが三千三十二萬圓餘、昭和二十年度餘剩金の受入が千八百八十七萬圓餘でありまして、合計いたしますと、四千九百十九萬圓餘と相なるのであります。
○結城安次君 棉花を一億ドル買つた、これで二億ドルの棉布が出た、一億ドルの餘剩金になる、そうすると五千萬ドルだけは何に使つてもいいと、こういうことですか。
○結城安次君 只今高瀬さんの質問と關連するのでありますが、私共はあのクレジットは輸出するものでなければ物を買えない、併し輸出した場合に餘剩金の何割かは我々の食糧品が買えるということを聞いておるのですが、到底その餘剩金の何割では我々の主食が輸入できるものではない。
然るにこの餘剩金の中には、昭和二十一年度に繰越しました歳出の財源に充てなければならない部分が二億六千三百餘萬圓あるのでありまして、これを差引きますると、結局昭和二十年度の一般會計の決算上の純餘剩金は十七億二千八百餘萬圓と相成ります。
次に、昭和二十年度の歳出豫算額は、二百九十一億五千六百餘萬圓でありまするから、豫算決定後におきまして、昭和十九年度の豫算殘額を昭和二十年度に繰越しましたために、十億一千三百餘萬圓、政府職員臨時給與等國庫餘剩金をもつて豫算外の支出をしたものがあつたために、一億八千餘萬圓、價格調整補給金、復員諸費等緊急財政處分によりまして、豫算超過及び豫算外支出をしたものがありましたために、四十三億七千五百餘萬圓、合計